フランチャイズ加盟のメリット・デメリット【経験者が公平な視点から考察】

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起業手段として、フランチャイズを検討している。フランチャイズ本部の営業担当に聞いても正直にデメリットを伝えてくれない。フランチャイズ加盟のメリット・デメリットを公平な視点から聞きたい。

こういった疑問に答えます。

この記事を読んで得られることは下記です。

・フランチャイズ加盟のメリット・デメリットがわかる。

この記事を書いているぼくは、フィリピン・セブ島でカフェを経営しています。
セブ島で起業する前は、日本でフランチャイズビジネスに特化したコンサルティング会社で働いていました。
その経験から学んだことをもとに記事を書いていきます。

※この記事は、4分で読み終わります。

フランチャイズ加盟するメリット

フランチャイズ加盟する主なメリットは3点です。

・メリット①:フランチャイズ本部の看板(名前)を利用できる
・メリット②:フランチャイズ本部が蓄積してきたノウハウを利用できる
・メリット③:同じビジネスを行う他の加盟店との「横の繋がり」をつくれる

メリット①:フランチャイズ本部の看板(名前)を利用できる

フランチャイズに加盟することで、本部の看板を利用できます。
つまり、本部の知名度を利用し集客や求人に活かすことができます。
お客さんは、初めてでも聞いたことのある店舗名だと安心して入店しますので、集客効果があります。

メリット②:フランチャイズ本部が蓄積してきたノウハウを利用できる

フランチャイズ本部は、長い年月をかけてノウハウを蓄積しております。

具体的なノウハウは下記です。

・その①:店舗管理
・その②:従業員採用
・その③:従業員教育
・その④:販促方法
・その⑤:顧客対応
・その⑥:仕入先情報
・その⑦:情報管理
・その⑧:物件探索  など

また、これらのノウハウは、現在も全国の加盟店が試行錯誤しながらブラッシュアップし、本部がそれを取りまとめて全国の加盟店に発信しています。

メリット③:同じビジネスを行う他の加盟店との「横の繋がり」をつくれる

フランチャイズに加盟すると他の加盟店との「横のつながり」を持つことができます。
他の加盟店も、同じ看板をつけて同じ商品を販売している仲間です。
そのため、他の加盟店が行っている販促方法などをそのまま真似るだけで効果は出やすいです。
他の加盟店とは、販売エリアは違うため顧客の取り合いになることはないので、情報交換は活発に行われます。

この「価値ある情報交換」を活発に行える「横のつながり」は、独自の店舗を作った場合には持てないものです。
なぜなら、商品や価格帯が違えば、ターゲットの客層等も違ってくるからです。

よって、「横のつながりをつくれる」というのは、フランチャイズに加盟する一つのメリットと言えます。

フランチャイズ加盟するデメリット

フランチャイズ加盟する主なデメリットは3点です。

・デメリット①:加盟金・ロイヤリティを本部へ支払う必要がある
・デメリット②:経営の自由度が低い
・デメリット③:競業阻止義務契約を結ぶ必要がある

デメリット①:加盟金・ロイヤリティを本部へ支払う必要がある

加盟金・ロイヤリティは、本部の看板使用やノウハウ使用への対価です。

具体的には、

・「看板使用」と「ノウハウ」に対する対価
・ノウハウ提供に掛かる費用に対する対価

本部は加盟店に対してノウハウを提供する必要があります。

理由は下記です。

理由:品質を維持しないと、チェーンのブランド価値が下がるから

上記の理由により本部は加盟店へノウハウ提供する必要があり、ノウハウ提供には費用が掛かるので、その対価として本部へのロイヤリティが必要になります。

デメリット②:経営の自由度が低い

フランチャイズに加盟すると、フランチャイズが決めたルールに沿って運営する必要があります。
よって、「自分のやりたいように経営する」という自由さはありません。

例えば、チラシ一つをとっても独自で作成した場合、本部への申請が必要なケースは多いです。
チラシの内容に間違いがあると、フランチャイズチェーンのブランド価値を下げてしまう恐れがあるためです。

フランチャイズは、チェーンの統一感が重要です。
よって、加盟店はフランチャイズが定めたルールに従う必要があります。

デメリット③:競業阻止義務契約を結ぶ必要がある

フランチャイズ本部との契約では、競業阻止義務契約を結ぶことが大半です。
競業阻止義務契約とは、「同業での独立を阻止する」という契約です。

その契約の基本的な期間は、「フランチャイズへの加盟期間中+フランチャイズ契約終了後1〜3年ぐらい」が多いです。
よって、フランチャイズに加盟してノウハウを得たあと、すぐに独立というのは基本的には難しいです。

フランチャイズ加盟に向かない人の特徴

フランチャイズ加盟に向かない人の特徴は下記です。

・特徴①:本部からの指導を素直に聞けない人
・特徴②:本部に頼り切りで主体性がない人

特徴①:本部からの指導を素直に聞けない人

フランチャイズ本部とフランチャイズ加盟店は、「共存共栄」の関係です。
どちらかが立場が上とか下とかはありません。

しかし、加盟店になることを本部のお客さんになると勘違いしている人が時々います。
そして、本部に対して横柄な態度を取り、本部からのアドバイスにも素直に聞く耳を持ちません。
こういった人は、フランチャイズに加盟しても成功するのは難しいので加盟しないほうが良いでしょう。

特徴②:本部に頼り切りで、主体性がない人

フランチャイズ本部に頼り切りで、本部任せの人はうまくいきません。
フランチャイズに加盟することは、起業する事と変わりません。
起業する手段の一つです。

本部に頼り切りにならずに、「自ら考えても答えが出ない時」あるいは「答えに対する本部からの意見がほしい時」に、本部に確認するようにしましょう。

オーナーの主体性を持った運営は、フランチャイズでも必要です。

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?
フランチャイズ加盟のメリット・デメリットについて記載しました。
ぼくはフランチャイズ本部の人間ではないので、公平な視点からメリット・デメリットを書きました。
メリット・デメリットをよく比較して加盟すべきか検討しましょう。

 

なお、フランチャイズに関する主な疑問について下記の記事にまとめました。
こちらも合わせてどうぞ。

>>フランチャイズとは?⇒フランチャイズに関する5つの疑問にフランチャイズコンサルタントが回答