ブログの読者
こういった疑問にこたえていきます。
今回の記事を読んで得られることは下記です。
・起業に役立つ「勉強内容」が何かわかる。
・起業に役立つ知識を効率よく学ぶ「勉強法」がわかる。
この記事を書いているぼくは、フィリピン・セブ島でカフェを経営しています。
一方、ぼくは起業したいと思ってから実際に行動するまで10年かかりました。
その間、起業の勉強のために、「中小企業診断士」や「MBA」の資格を取りました。
これまで行った起業の勉強で実際に役立った知識や勉強方法を記事にしていきます。
※この記事は5分で読み終わります。
目次
起業に役立つ勉強内容とは?
起業して、まず大事になってくるのは下記2つです。
・起業に欠かせないスキル①:商品をつくる力
・起業に欠かせないスキル②:商品を販売する力(営業力)
この2つがあれば売上はつくれます。
起業してほとんどの起業家がつまずくのは「売上を作る部分」です。
もちろん、それ以外にも財務に関する知識、組織を作っていくための知識など必要ですが、それらは起業し売上がつくれるようになり、「必要性が出たタイミング」で学び始めれば間に合います。
よって、上記2つに関する知識およびスキルを身につけていきましょう。
起業に欠かせないスキル①:商品をつくる力
「商品をつくる力」があれば「良い商品をつくること」ができます。
また、商品をつくる力には次の2つの要素があります。
要素①:次の3つの知識が豊富にあること。「専門分野の幅広い知識」「お客さんのニーズ」「競合の商品」
要素②:「お客さんのニーズ」と「競合の商品」を意識して、”差別化された商品”をつくれること。
要素①:次の3つの知識が豊富にあること。「専門分野の幅広い知識」「お客さんのニーズ」「競合の商品」
「専門分野」とは、あなたが起業する分野のことです。
たとえば、IT系、不動産、飲食、機械メーカーなど
その専門分野に関する”幅広い知識”が、良い商品をつくるためには必要です。
専門分野の知識をつけるための勉強方法
勉強方法①:読書
勉強方法②:起業したい分野と同じ業界に転職
方法①:読書
例えば、あなたがIT系で起業したい場合は、ITに関する本をたくさん読み知識をつけましょう。
方法②:起業したい分野と同じ業界に転職
例えば、あなたが飲食で起業したいのであれば、飲食業界に就職し飲食業の知識を付けましょう。
要素②:「お客さんのニーズ」と「競合の商品」を意識して、差別化された商品をつくれること。
「差別化された商品をつくる力」を付けるためには、実際に商品をつくることが必要です。
最も良い方法は逆説的ですが、「起業して商品をつくること」です。
起業に欠かせないスキル②:商品を販売する力(営業力)
良い商品をつくれたとしても、商品を販売する力、すなわち”営業力”がないと商品は売れません。
商品が売れないと売上を作れないため起業は失敗に終わります。
よって、商品をつくる力を磨きつつも、商品を販売する力も付ける必要があります。
商品を販売するための具体的なスキルは下記4つです。
【インターネットを使った営業スキル】
スキル①:ウェブマーケティング力
スキル②:ウェブライティング力
【見込み客と対面して営業するスキル】
スキル③:プレゼン力
スキル④:面談力
上記①〜②は、ネットを使った営業スキルです。
今の時代、ネットで商品の認知率を上げる方法が主流であり最もコスパが良いです。
商品によっては、ネットを使ってアポイントを獲得したあと、対面営業で販売につなげます。
また商品によっては、ネット営業のみで販売が完結します。
よって、「優先して身に付けるべきスキル」は、対面営業のスキルではなく「ネット営業のスキル」です。
そのあと、対面営業のスキルも必要に応じてつけていきましょう。
起業に役立つ知識を効率よく学ぶ勉強法とは?
起業に役立つ知識を効率よく学ぶ勉強法の結論は、「実際に起業すること」です。
読書やセミナーに参加することも勉強になりますが、起業を実践すること以上には学びは少ないです。
ぼくは起業の勉強として、「中小企業診断士」と「MBA(経営学修士)」の資格を取りました。
たくさんの時間と費用をかけて学び、自分の成長につながったと感じますが実際に起業することの方が学びは多かったと感じます。
よって、あなたにはまず「実際に起業する」ことをおすすめします。
とはいえ、起業して売上を上げていくのは簡単ではないので副業という形で起業しましょう。
そうすれば、本業で生活費を確保しつつ、副業で学び、かつ、副業からの収入を得ていくことができます。
初期投資ゼロで起業の勉強になり最もオススメなビジネスとは?
初期投資ほぼゼロで起業の勉強になり最もオススメなビジネスは、「ブログ」です。
起業の勉強としてブログをオススメする理由は、3つあります。
理由①:初期投資が限りなくゼロで起業(副業)できる
理由②:商品をつくる経験ができる(商品をつくる力が身につく)
理由③:商品をネット上で販売する力が身につく
理由①:初期投資が限りなくゼロで起業(副業)できる
ブログというと日記のイメージがありますが、ここでいうブログは、日記ではなく「読者を設定」し「その読者に役立つ情報」を記事にしていくものです。
書く内容はなんでもよく、あなたが得意なこと、好きなこと、体験したことなどです。
読者にとって価値ある記事を書いていくことで、あなたの記事に関心ある人がたくさん見にくるようになります。
そして、そのブログに”広告”を貼れば「広告収入」を得ることができます。
遊びでやるのではなくビジネスとして本気で取り組めば、相応のリターンが得られます。
それは広告収入が得られるというだけでなく、ブログ運営で身につけた知識やスキルは、あなたが将来いずれかの分野で起業するときに”大いに”役立ちます。
理由②:商品をつくる経験ができる(商品をつくる力が身につく)
さきほど、良い商品をつくるためには下記3つの知識が必要だと書きました。
その①:専門分野の幅広い知識
その②:お客さんのニーズ
その③:競合の商品
そして、「お客さんのニーズ」と「競合の商品」を意識しながら差別化された商品を作らなければいけないと述べました。
実は、ブログで真剣に読者を集めようとすると「お客さんのニーズ(読者のニーズ)」と「競合の商品(競合の記事)」を意識しつつ差別化された記事(商品)を書いていく必要があります。
つまり、「ブログを書くこと」で、「差別化された商品をつくる」という経験を積むことができ、「商品をつくる力」が身についていきます。
その理由を述べていきます。
読者があなたのブログに辿り着くには、グーグル等の検索エンジンでキーワードを入力し、あなたのブログを発見する必要があります。
読者にあなたのブログを発見してもらうためには、グーグルの検索順位の上位1ページ目に入ることが大切です。
グーグルの検索上位1ページ目に入るためには、読者が競合サイトの記事よりもあなたの記事を「面白いと評価」する必要があります。
その読者の評価とは、あなたの記事を長時間読むことであったり、あなたの記事を他の人に紹介したりすることです。
それらを”グーグル”はチェックし、検索順位を決定しています。
よって、ブログで真剣に読者を集めようとすると、「読者のニーズ」と「競合」を調査し、「差別化された記事」を書く必要があるのです。
説明が長くなりましたが、わかりやすいように具体例も述べておきますね。
例えば、渋谷で人気の美容院を探す人は、「渋谷 人気 美容院」というキーワードで検索する可能性が高いです。
そして、あなたの記事が「渋谷 人気 美容院」というキーワードで上位を狙いたい場合、「渋谷 人気 美容院」で検索する人はどんな人なのか?どんな情報を求めているのか?という、読者のニーズを徹底的に考えて記事を書いていく必要があります。
そして、「渋谷 人気 美容院」で検索した時に、検索上位1ページ目に出てくるサイトがあなたの「競合」になります。
その競合の記事を分析し、競合の記事よりも優れた記事を書かないと上位表示はされません。
競合より優れているかどうかを判断するのは、”読者”です。
よって、読者のニーズを”徹底的”に考える必要がありますし、競合の記事を分析し記事を書いていかなくてはなりません。
つまり、「良い記事を書くためのプロセス」は、「商品づくりのプロセス」と同じです。
まとめますと、ブログの記事は「商品」であり、記事を書くことは「商品をつくる」ことです。
よって、ブログ運営は「商品をつくる」という経験を何度も積むことができ、「商品をつくる力」を高めてくれます。
理由③:商品をネット上で販売する力が身につく
ブログ運営を通じて、ウェブマーケティングとライティングスキルが身につきます。
なお、ブログに興味がある人は下記の記事も合わせてどうぞ。
>>初心者のためのアフィリエイトブログの始め方(無料ブログ編)
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
起業に役立つ勉強内容と勉強方法について書きました。
起業に役立つ勉強内容は、
①商品をつくるための知識②商品を販売するための知識
この2つについて勉強することが大切です。
また今回の記事でオススメした勉強法をまとめますと、
起業したい分野の企業に転職して専門知識を付けつつ、副業としてブログ運営を行い起業家としての幅広いスキルを身につける、ということです。
現在は、初期投資がほぼゼロでも起業できるビジネスが多くあります。
まずは、起業の勉強のつもりで起業することをオススメします。