ブログの読者
こういった疑問に答えます。
今回の記事を読むことで得られることは下記です。
・自分のやるべきビジネスアイデアの見つけ方がわかる。
この記事を書いているぼくはフィリピン・セブ島でカフェを経営しています。
ぼくは、学生時代に島田紳助さんの「紳竜の研究」というDVDを見て、「XとYの理論」を学びました。
その理論をもとに自分のやるべきビジネスを考えた結果、現在ぼくはフィリピンのセブ島でカフェを経営しています。
「XとYの理論」は、お笑い芸人が自分のやるべき芸風を見つけるための方法としてDVDでは語られましたが、ビジネスアイデアを見つけるときにも応用できる考え方ですので、その方法を記事にしていきます。
※この記事は4分で読み終わります。
目次
「何のビジネスをやるべきかわからない」というあなたへの島田紳助の教え
紳助さんは「紳竜の研究」というDVDの中で、若手漫才師に2時間の講演をしました。
その中で「XとYの理論」という話がありました。
この理論を応用すると、自分のやるべきビジネスを見つけられます。
ビジネスアイデアを見つけるための「XとYの理論」とは?
Xとは「自分のできること」です。
言い換えると、「自分の得意なこと」や「強み」ともいえます。
一方、Yとは「世の中が求めること」です。
ビジネスの世界ではこれを「ニーズ」と呼びます。
そして、X軸とY軸の交差する点が「あなたのやるべきこと」です。
つまり、「自分のできること」と「世の中が求めていること」のマッチすることが、あなたのやるべきビジネスです。
DVDの中で紳助さんは、「XとYの理論」をお笑いの世界で応用する方法を話しました。
お笑いの世界では、X軸とY軸の交差する点が、自分がやるべき”芸”です。
しかし、テレビに出ているお笑い芸人でも、これらを考えられていない人がたくさんいるそうです。
お笑いの世界で「XとYの理論」を応用する場合、まず「自分が得意な笑かし方」を把握します。
つまり、「自分のできること」を把握します。
次は「世の中が求める笑い」について理解します。
それをするために、「過去から現在までの人気漫才師のビデオをすべて見ろ」と言います。
それをすると、世の中に求められる笑いは時代によって変化していることに気づく。
すると、今後どのような笑いが求められるかが見えてくる。
そうすれば「自分が得意な笑かし方」と「世の中が求める笑い」をマッチさせることができ、売れる芸人になれる。
これができる芸人は、一発屋になることはなくずっと売れ続けると紳助さんはいいます。
「XとYの理論」を活用した、自分のやるべきビジネスアイデアの見つけ方
自分のやるべきビジネスを見つけるには、
・ステップ①:「自分のできること」を知る(X)
・ステップ②:「世の中が求めること」を知る(Y)
です。
・ステップ①:「自分のできること」を知る(X)
自分のできることを知るための方法は下記です。
・その①:自分の興味ある職業を洗い出す
・その②:自分の優れた点を見つける
その①:自分の興味ある職業を洗い出す
まずは、自分の興味ある職業を複数あげてみましょう。
たとえば、飲食業、ユーチューバー、IT系など
その②:自分の優れた点を見つける
例えば、あなたがユーチューバーに興味があるとして、「トークの面白さ」「企画力」「動画の編集力」など、自分の優れた点を見つけましょう。
それが「自分のできること」です。
ステップ②:「世の中が求めること」を知る(Y)
続いて、「世の中が求めること」を確認します。
確認する方法は、例えばあなたがユーチューバーになる場合、
・方法①:過去から現在までの人気ユーチューバーの動画を見て分析する
・方法②:海外の人気ユーチューバーの動画を見て分析する
方法①:過去から現在までの人気ユーチューバーの動画を見て分析する
過去から現在までの流れを知ることで、未来にどのような動画が流行るかを予測します。
そして、その未来に自分を合わせていきます。
方法②:海外の人気ユーチューバーの動画を見て分析する
たとえば、アメリカで現在流行っていることは、数年後に日本で流行る可能性はあります。
よって、アメリカのユーチューバーを分析することで、これから日本で流行る動画コンテンツの特徴が見えてくるかもしれません。
あるいは、現在日本で流行っている動画コンテンツが数年後に東南アジアのどこかの国で流行る可能性はあります。
もしそうであれば、「自分の出来ること」を活かしつつ、その東南アジアの国の人向けの動画を作成すると面白いかもしれません。
【具体例】:ぼくのケース
ぼくは現在、フィリピンのセブ島でカフェを経営していますが、実は4年前はセブ島の路上でカツサンドを販売していました。
そして、そのカツサンドは行列ができるほど人気が出て、テレビや新聞にも取り上げられました。
ぼくが、フィリピンの路上でカツサンドを販売しようと思った経緯は、「XとYの理論」から来ています。
その経緯を書いていきます。
ぼくは料理経験がないのですが、フィリピン人よりも美味しい日本食を作れる自信はありました。
つまり、フィリピンで飲食業をやる場合の「自分のできること」は、「日本食が作れる」ということです。
次に、フィリピン人に求められている食を調査しました。
つまり「世の中が求めていること」を探りました。
すると、多くのフィリピン人は揚げ物ばかり食べており、日本食の揚げ物である「とんかつ」がウケるのでは?と思いました。
当時のセブ島では、とんかつはあまり知られていない料理でしたが、ネットで調べるとマニラではとんかつブームが起きていることを知りました。
マニラで流行るのであれば、セブ島でも売れる可能性は高いと考えました。
そして、試しに路上でカツサンドを売ってみたら、徐々に人気が出て、最終的には行列ができるほどになり、テレビや新聞にも取り上げられました。
まとめ:ビジネスアイデアの見つけ方
自分のやるべきビジネスを見つけるためには、「自分のできること」と「世の中が求めること」を知る必要があります。
これをせずにガムシャラな努力をしても、良い結果は出ません。
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